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グローバル

  • 2023年9月21日
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クボタとのミャンマーにおける農業機械の普及事業に関する業務提携に合意

Kubota Myanmar Co., Ltdおよび、RB Myanmar Co., Ltdは、ミャンマーの農業の発展を推進することを目的に、農業機械の普及事業に関する業務提携に合意したことをお知らせします。

RB Myanmar社は、クボタ製の農業機械を用いて農業機械作業受託サービス(賃耕サービス)を、202310月より提供を開始します。展開にあたっては、RB Myanmar Microfinance Co., Ltdの顧客農家向けに首都ネピドー、シャン州ヘホーにてサービス提供を実施します。その後、マイクロファイナンスの顧客基盤を活かし、サービス展開地域を拡大する計画です。
RBグループは、マイクロファイナンスと農業機械のサービスを提供し、ミャンマーの農家の所得向上を目指します。

ミャンマーにとって農業が重要な産業であり、農業従事者は労働人口の約3分の2を占めています。しかし、農業の近代化は大幅に遅れています。他国と比べた農業機械の普及状況は著しく低いと言わざるを得ません。農作物生産増大によるミャンマーの食料安全保障の確保と農家の所得向上の実現には、持続的な農業機械化が課題になっています。
そこで、世界有数の農業機械メーカーであるクボタ、ユーザーの声に耳を傾け、現場のニーズに寄り添った農業機械を開発し、アジアでトップシェアを誇るクボタの技術を当社グループの顧客農家に提供することで、ミャンマーの農業の発展を推進することができると確信し、今回の業務提携に至りました。

Kubota Myanmar Co., Ltdおよび、RB Myanmar Co., Ltdは、両社の得意分野におけるノウハウ・技術を集結し、協力して農業機械の普及を推進していくことで、ミャンマーの農業の未来に貢献してまいります。


クボタグループ(2022年12月期売上2.7兆円)
Kubota Myanmar Co., Ltdについて
ミャンマーでの農業機械販売会社として2015年10月設立、
ディーラー網の構築、サービス体制の強化を推進し、機械事業の更なる拡大に取り組んでいます。
(株式会社クボタ80%出資・SIAM KUBOTA Corporation Co., Ltd.20%出資)
Managing Director’s Mr.Kunitomo Sato
1996年 株式会社クボタ入社
フランス駐在、トラクタASEAN担当を経て、ミャンマー着任
政変によるミャンマー国内情勢の混乱と、新型コロナウイルスの感染拡大も相まって、ミャンマー経済は大きく下落、さらに金融や貿易の規制により外資企業のビジネス環境は厳しい事業運営を強いられているなかでも、ミャンマー農業の発展に取り組んでいます。